注目株情報(2021年9月11日版)

注目株情報(2021年9月11日版)

総裁選挙あり衆議院解散総選挙もありと、政局のよる市場の動向変化が見込める。総裁選は河野さん、岸田さん、高市さんで争う事に。3人の候補者とも財政の積極的な投資を政策に出している。建設業界に影響がでるのは明らか、全国の橋の建て替え、全国のトンネル補修と作り変え、港湾の拡大など無尽蔵にある。どの総裁候補とも、超長期国債にて資金調達を図り、国内投資を行うとしている。中心は30年債。到来すル超高速情報通信社会は、大量消費電力(量子コンピューター社会)がいる。現状の4000倍の電力消費とされ、電力関係企業の成長もある。

大林組(1802)936円(2021年9月10日前場終値)

公共投資に敏感な建設会社大手で、売り上げも建設業界最大の唯一の2兆円売上企業で2位の鹿島建設を大きく離している。土木事業につよい。大林組は創業以来、一世紀以上の歴史を通じて建設業の新しい時代を切り拓いた。東京駅や大阪城などの歴史的建造物をはじめ、六本木ヒルズや台湾新幹線、そして東京スカイツリー(R)など、時代のシンボルとなる建物を数多く手掛け、国内外に幅広く事業を展開。また「技術の大林」としての実績も高く、鉄道建設といえば大林組と鉄道の駅や路線の建設は他を圧倒する。新内閣の財政投資の恩恵を受ける。

新内閣は交通網の整備、国土強靭化を3候補とも詠っている。

横河ブリッジホールディング(5911)2,367円(2021年9月10日前場終値)

日本最大の橋梁会社。瀬戸大橋や全国の長大橋、高架橋などで最大手。成長の柱となるのはシステム建築だ。今年8月に完成する新工場(千葉県茂原市)の稼働を武器に、システム建築事業は3期連続増収増益を目指す。土木関連事業はトンネルセグメントに加え、防災・減災向け海洋構造物の需要を取り込む。システム建築の新工場設立や橋梁工場の更新など3年間で約180億円の設備投資を計画。うち約90億円は新工場が完成する19年度に投資する。事業の拡大に伴う増員も計画する。21年度の人員数は現在の約1850人より250人増やし、約2100人体制を目指す。資本政策は従来の方針を継続し、財務の健全性と資本の効率性を両立させる。自己資本比率は50%以上、株主資本利益率(ROE)は8%以上を目標とする。

デジタルアーツ(2326)9,370円(2021年9月10日前場終値)

クラウドサービスの最大手。デジタルアーツ株式会社(Webフィルタリングを中心としたインターネット、Eメール、ファイル暗号化等のセキュリティソフトの開発、販売を行う情報セキュリティメーカーである。情報セキュリティーソフトを手がける同社の2020年4~12月期の連結業績は、営業利益が前年同期比2割増の20億円程度となったようだ。同期間として最高となる。小中学校の生徒1人に1台の端末を整備する政府の施策「GIGAスクール構想」が追い風となり、教育機関向けにセキュリティーソフトの販売が好調だった。在宅勤務を進め交通費など販管費も減少した。売上高は4~12月期として過去最高の45億円強となったもよう。

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