今週の注目株式(2021年9月第2週)

今週の注目株式(2021年9月第2週)

ダイセル(4202)(2021年9月6日前場終値879円)

同社は、天然素材「酢酸セルロース」の海洋での生分解性を飛躍的に向上させた製品「CAFBLO(キャフブロ)」を手掛けるなど、海洋プラスチックごみ問題に対する有効な解決策として注目度が高い。プラスチック材料と同様に加工することが可能で、様々な用途に使われ、使用後は水と微生物の働 きで自然に還るという環境重視の製品である。予想以上の好業績の企業である。むろん、足元の業績は順調そのもので、8月3日取引時間中には22年3月期の連結業績予想を上方修正した経緯がある。

丸紅(8002)(2021年9月6日前場終値901.50円)

丸紅は総合商社の一角です。直近の決算自体は、昨年度と比較して決して良い内容ではありませんが、新型コロナウイルスの影響下で想定より良い業績・進捗率となり、純利益を上方修正、増配を発表しています。丸紅は総合商社の一角です。直近の決算自体は、昨年度と比較して決して良い内容ではありませんが、新型コロナウイルスの影響下で想定より良い業績・進捗率となり、純利益を上方修正、増配を発表しています。決算はもちろん確認する必要がありますが、。端的に言うと、株価が上昇基調にある中でまだ割安感がある。

コニカミノルタ(4902)(2021年9月6日前場終値593円)

コニカミノルタ株式会社の子会社で個別化医療の事業会社である Konica Minolta Precision Medicine(以下 KMPM) が米国Amazon Web Services(以下 AWS)と今後5年間に亘り、連携していくことを発表しました。AWSはKMPMの優先クラウドプロバイダーとして、KMPMの統合診断プラットフォーム構想のグローバル展開を支援します、この一環として、AmazonはKMPMに対する投資を行うとの事です。このプラットフォームでは遺伝子、病理、医療画像のデータと他の重要な医療情報を組み合わせて、新たな臨床的に重要なバイオマーカーを発見し、次世代の診断検査を創出する画期的な統合診断データプラットフォームを目指すと見られる。

住友金属鉱山(5713)(2021年9月6日前場終値4,237円)

最近の金価格は地政学リスクの高まりで注目を集めている。ニューヨーク商品取引所の金先物価格は昨年末の1150ドルから現在の約1290ドル程度まで12%ほど上げている。米国で最大の金ETFであるSPDRゴールドも年初来の高値圏にあるほか、米国で金鉱株と言われるニューモント・マイニングも高値圏で推移しているのだ。

一方、銅の価格も上昇傾向にある。同じく銅先物の価格は昨年末の2500ドルから現在は約3000ドルまで約20%上昇している。中国の需要堅調に加えて、チリの大手銅鉱山のストライキによる供給不安等が支援材料となっている。

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