注目株情報(2021年10月15日版)

中国の不動産バブル崩壊の展開で日本株の低迷しています。中国メディアは中国不動産大手の合生創展集団が恒大物業を買収するとの観測を報じ一時合生創展の取引も停止された。融創（ゆうそう）中国、華夏幸福、も経営不振が伝えられ、花様年控股集団（ファンタジア・ホールディングス・グループ）は10月4日、同日に返済期限を迎えた2億0600万ドルの債務を返済 出来なかった。また韓国では仮想通貨事業者の廃業があいついでいて既に60業者が廃業している。顧客の大多数が20歳代の若者で占めていて総額2,900億円の損失となり韓国の若者の失業に拍車をかけている。

自民党の岸田文雄総裁は積極財政や金融緩和を柱とするアベノミクスを踏襲しつつ、富の再分配や所得の拡大に重心を置く。成長力を底上げする具体論は今のところ乏しい。「規模ありき」の予算から脱却できなければ、経済が停滞したまま政府債務だけが膨らみかねない。企業の稼ぐ力を高める構造改革や人材の再教育など成長を呼ぶ賢い財政支出を探る。観光支援事業「Go　To　トラベル」を巡り新型コロナウイルスの感染状況を勘案し、再開のタイミングなどを検討する」と述べた。事業については「観光地や地域経済の復興のために必要不可欠な事業だ」とした。

太平洋セメント（5233）2,238円（2021年10月5日）

売買単位：：１００株1998年に秩父小野田（1994年に秩父セメント・小野田セメントが合併）と日本セメントが合併して設立された日本最大のセメントメーカーである。1875年（明治8年）に設立された官営深川セメント製造所の流れを汲む。

国内に9のセメント工場をもつ太平洋セメントグループ。コンピューター集中制御システムやNSPキルンの稼働、さらに自家発電設備などにより世界でもトップクラスのエネルギー効率、生産性を実現している。良質なセメントをスムースに提供できるようなシステムづくりを私たちは進め、建設現場に欠かせない多種多様なコンクリート二次製品。太平洋セメントは全国くまなく張りめぐらせたネットワークで、現場からのオーダーに敏速、確実に対応している。また建築・土木の多様なニーズに応え、ALC（軽量気泡コンクリート）の製造技術などを活かした高性能な建材を意欲的に開発。防音工事用の吸音パネル、トンネル用耐火被覆材などは高い評価を得ている。さらに土壌中の微生物で汚水をきれいにする省電力型の合併浄化槽など、これまでの領域を超えた製品開発が進行中ですスクラップ＆ビルドの時代が終り、補修・修繕して永く使用する省資源時代が到来しました。適切なメンテナンスが施されれば100年の寿命があるとされるコンクリート構造物。セメントの専門家としての責任と自負から、私たちは過去に建設されたビル、橋梁、高速道路、トンネルなどのコンクリート構造物を調査・診断する新しい事業を進めている。

ＡＮＡホールディングス（９２０２）旧全日本空輸2934.9円（2021年10月5日）

売買単位：：１００株

ライバルの日本航空とは大差をつけている。日本国内の航空路線は独占企業状態。同社の株主優待券は非常に優れていて、圧倒的な人気がある。主に航空券と宿泊等を素材とした商品開発及び販売を行う。

商社事業は、主に航空関連資材等の輸出入及び店舗・通信販売等を行うＡＮＡホールディングス傘下の全日本空輸（ＡＮＡ）の井上慎一代表取締役は１日、羽田空港で記者団に対し、１０月運航分の国内線予約について、１日当たりの予約増加数は９月前半（１─１５日）の平均約５０００人から９月末（２９─３０日）は平均約５万人と１０倍に拡大していると明らかにした。緊急事態宣言解除が見え始めた９月中旬から大きく伸びているという。

富士通（6702）19,255円（2021年10月5日）

売買単位：：１００株

日本の総合エレクトロニクスメーカー、総合ITベンダー。通信システム、情報処理システムおよび電子デバイスの製造・販売ならびにそれらに関するサービスの提供を行っている。 ITサービス提供企業としては国内1位、世界4位の売上高を誇る。デジタル庁の設置は同社の追い風。規模の大きい案件では絶対的な市場シェアを持っている。日本社会のデジタル化にとっては、重要な企業である。

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