これは、とある有名な本のお話です。
アメリカ、ニューヨークの著名な投資家が、ある時トレーダーを募集するとともに、とある実験を行いました。
募集では面接が行われ、トレード経験のある人も無い人も含めた13人が選ばれました。
彼らは2週間、投資養成講座でプロから全員同じトレード手法を学びました。
最終試験として13人に一律の現金を渡され、教わったトレード手法で同じ金融商品を運用することになりました。
13人同じ資金があり、トレード手法があるのであれば、全員が同じ、良い結果になると想像できます。
しかし、本来のトレード手法通り取引して資金を増やしたのはたった1名だけ。しっかり教育された人間でもわずか1割にも満たないのです。
半数~3分の1程度の人は満足な利益をあげることができなかったのです。
つまり、世にある素晴らしいトレード手法を手に入れたとしても、それを活かせるのは1割以下です。
社会心理学として、「優越の錯覚」人には「自分は平均より優れている」という思い込みがあります。13人は面接で「選抜」されていますから、なおさら、「自分は特別だ」と強く思い込んでいたことでしょう。
しかし13人のうち12人は「平均的な投資家」です。世にある素晴らしい投資案件やトレード手法を手に入れても、それを十分に活かせないのです。
「特別」と「普通」の違いは一体なんなのか。
普通の投資家が、「特別」になるためには何を変えればよいのでしょうか。
現代ではインターネットが普及し、トレードをするのは非常に簡単で、
10万円程度のお金とインターネットがあれば誰でも「個人トレーダー」なれる時代です。
しかし、相場の世界では、トレードを始めたばかりの初心者から、
機関投資家やヘッジファンドといったプロも、同じ土俵に上がって同じ環境でトレードします。
そのため、個人投資家の8~9割は負けていると言われています。
実在する過去の統計として、野村証券の「ノムラ個人投資家サーベイ」では2016年、利益がでた投資家の割合は36.4%、変わらないが44.5%、損が出ている割合が19.1% という統計が出ています。しかし、2015年チャイナショック利益がでている割合は9.3%、変わらないが29.1%、損が出ている割合が61.6%という統計がでています。相場が上昇基調の時は30~40%の投資家は勝てていますが、ひとたび下落基調の時はたった9%の投資家しか勝てていないのです。
あなたは投資で成功する自信がありますか?この問いに「はい」と答えられない、
迷った人、まだ投資で成功経験や十分な自信が無い人は、今後良い投資案件に巡り会えても、その良さを活かせずに、場合によっては損をしてしまう可能性があります。
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